初めて、有料のWordPressテーマを検討するときって金額も安くはないし何だかドキドキしますよね。
今回は有料テーマを購入する際に失敗しないよう、事前に確認しておくべきポイントと初心者の方におすすめの有料WordPressテーマを6つご紹介します!
最後まで読んでいただければ、あなたにぴったりのWordPressテーマがきっと見つかりますよ♩
有料WordPressテーマを購入するときのポイント
有料のWordPressテーマは決して安くはない買い物です。なるべくテーマ購入の際に失敗しないように以下2つのポイントを確認しておきましょう!
- テーマの大枠デザインは理想に近いものを選ぶ
- 利用規約を確認する
テーマの大枠デザインは理想に近いものを選ぶ
WordPressテーマを使ってサイト制作する際に、初心者の方にあるがちなのがサイトのデザインをガチガチに決めてからテーマ探すということです。サイトのデザインをガチガチに決めてしまうと、作りたいデザインに合ったテーマがなかなか見つけらないということが起きてしまいます。デザインをガチガチに決めてオリジナルのサイトを作るのであればテーマは使用せずに一からWordPressを構築する必要があります。既存テーマをカスタマイズして理想に近いデザインにすることはできますが、その全てを叶えることは難しいです。なので、まずサイトの大枠となる部分が理想に近いデザインのテーマを探すのがポイントです。
ここでいうテーマの「大枠デザイン」とは以下のようなパーツのことです。
- ヘッダーデザインや位置
- グロナビのデザイン、ホバーした時の動き
- ハンバーガーメニューのデザインや位置
- ハンバーガーメニューを開いた時のデザイン
- フッターのデザインや位置
パソコン画面、スマホ画面、必ず両方で確認すること!
サイトページの中身はどうにでもなるので、大事なのはヘッダーやフッターのデザインです。これらは、なるべくカスタマイズしなくてもいいように最初から理想に近いデザインのテーマを選びましょう!
テーマによっては公式サイトにそのテーマを使っているサイトの事例を載せているテーマもあるので見ることをお勧めします!このテーマでこんなデザインのサイトが作れるのか〜!とイメージが湧きやすくなりますよ◎
利用規約を確認する
フリー素材同様に各テーマには利用規約があります。利用規約というと何だか難しいイメージを持つかもしれませんが、わからなくてもいい、まず一度必ず目を通しましょう。いろんな利用規約を読むうちに書かれていることが段々と理解できるようになってくるはずです。
またテーマの購入を検討している方の中にはこういったことを思っている方も多いです。
「自分のサイトを作るためにテーマを買ったけど、このテーマを使ってサイト制作のお仕事もしたいな」
「お客さんのサイトを作ることになったけどお客さんにテーマを買ってもらった方がいいのかな?私が買っても大丈夫かな?」
テーマの値段と合わせて以下の内容も確認しておくと良いでしょう。
- 価格(買い切りかサブスクか)
- 複数サイトに使えるか
- 買ったテーマで制作代行してもいいのか
- 質問サポートはあるか
利用規約を読んでもよくわからない場合は、「よくある質問」「Q&A」などのページがあればそこを確認するとわかりやすく解説してくれていることがあります。
有料テーマを購入する前に必ず上記の内容は確認しておきましょう!
初めての有料WordPressテーマおすすめ6選
コスパ&使いやすさも抜群!特におすすめの有料WordPressテーマ3つ
①SWELL(スウェル)
WordPressテーマ「SWELL」- ¥17,600(税込)
- お支払いは一度限り(月額や年額ではない)
- 複数のサイトに使用可能
- サイト制作に使用可能(利用規約で規定された条件あり)
ブログなどのメディアサイトとしても、ホームページとしても使いやすいSWELL。金額は決して安くはないですが、一度の支払いのみでサブスクではない点や複数サイトに使用できる点が嬉しいポイントです。
特にブログとして使うのにおすすめです。このブログでもSWELLを使用していますが、記事を装飾するフレームやリストアイコンなどを視覚的に選択できるので簡単に操作することができます。大枠のデザインもとてもシンプルな作りになっているのでホームページとして制作する際にも活用しやすいです。
②isotype(アイソタイプ)
- ¥14,800〜¥27,000(税込)
- お支払いは一度限り(月額や年額ではない)
- 複数のサイトに使用可能
- サイト制作に使用可能(著作権表示の削除は不可)
isotypeでは、全部で8つの有料テーマが用意されています。料金設定は¥14,800〜¥27,000(税込)と幅広いですが、どれも一度きりの買い切りスタイルで、複数サイトに使用可能。サイト制作にも使用することができるので、一度買って複数のサイト制作に使用すれば十分元が取れる有料テーマと言えます。
③Minimal WP(ミニマルワードプレス)
- ¥11,000(税込)※2022/9/9現在¥9,999(税込)に割引されています
- お支払いは一度限り(月額や年額ではない)
- 複数のサイトに使用可能
- サイト制作に使用可能(ただしサイト所有者であるクライアントにテーマを購入してもらう必要がある)
Minimal WPでは、全部で13の有料テーマが用意されています。料金設定は通常¥11,000(税込)となっていますが、割引価格で買えることも少なくないです。一度サイトを覗いて確認しておくと良いと思います。テーマ自体はとってもシンプルでそれぞれブログやメディア向け、ホームページ向け、LP向けなどのテーマがあります。
テーマのデザインをそのまま使ってサイト制作するには初心者の方にもおすすめしますが、テーマをカスタマイズしたいとなるとコードを編集する必要があるので、必ず購入前にテーマの大枠のデザインやレイアウトを確認しておきましょう!
ランニングコストがネックだけど使いやすい有料WordPressテーマ3つ
⑤Lightning G3 Pro Pack(ライトニングプロ)
- ¥9,900(税込)
- 1年ごとのサブスク方式(自動更新はされない)
- 複数のサイトに使用可能
- サイト制作に使用可能(ただしライセンスキーを他人に配布するような行為は禁止)
「おすすめ無料テーマ」でご紹介したLightningの有料バージョンです。無料と比べてヘッダーにCTAボタンが設置できるようになっていたりなどのPro機能が使えます。無料同様におすすめテーマには変わりないのですが、サブスク型なのがちょっと惜しいところ。
Lightning G3 Pro Packのサブスクとは、他の有料テーマと同じようにテーマを購入するとそのテーマが使えるようになるのですが、ライセンスが切れてしまうと「テーマの更新」ができなくなってしまう、というものです。テーマの更新とは、WordPressの更新に合わせて行われるもので、WordPressは日々セキュリティを強化したり、管理画面をより使いやすくしたり、機能を追加したりなど、スマホでも定期的にアップデートが行われるのと同じようにWordPressも定期的にアップデートされていきます。WordPress自体がアップデートされたら、それに合わせてテーマやプラグインもアップデートする必要があります。これが「テーマの更新」です。
WordPressがアップデートし続けているのに、テーマの更新を長いこと行わなかったりするとテーマがうまく機能しなくなり、サイトのデザインが崩れたり最悪の場合はサイトが表示されなくなったりする可能性があります。すぐに不具合が起きるということはほとんどありませんが、更新していない期間が長くなればなるほどそのリスクは高まります。そのため、Lightning G3 Pro Packを買ったら、サイトをお持ち続ける限りライセンスを更新していく必要があります。
⑥Astra Pro(アストラプロ)
- $59(1年ごとのサブスク方式の場合)
- $299(買い切りの場合)
- 複数のサイトに使用可能
- サイト制作に使用可能(ただしライセンスキーを他人に配布するような行為は禁止)
こちらも「おすすめ無料テーマ」でご紹介したAstraの有料バージョンのテーマです。プラグインのElemetorと合わせて使うことでさまざまなデザインテンプレートを使うことができます。私も購入したことがあるのですが、海外のテーマでも安心して使うことができました。デザインもシンプルで機能的、ホームページ型のサイト制作に向いてます。1年ごとのサブスク公式と一度のみの支払いの買い切りパターンがあるようです。(私はサブスクにしました)
⑦TCD(ティーシーディー)
- ¥0~¥20,000ほど(全て税込)
- 1年ごとのサブスク方式(自動更新はされない)
- 自己所有サイトであれば複数のサイトに使用可能
- 制作代行業務で使用する場合は特別ライセンスの取得必須
- 特別ライセンス:¥30,000(税込)
こちらも「おすすめ無料テーマ」でご紹介したTCDの有料テーマです。TCDはどちらかというと有料テーマがメインです。デザインがとってもオシャレであとはテキストと文章を入れ替えるだけという感じでサイト制作ができます。ただしそれだけ作り込まれているので初心者には嬉しい反面、カスタマイズしてオリジナルで作りたい方にはあまり向いてないテーマとも言えます。
仕事でサイト制作代行を行う場合は、別途特別ライセンス料支払う必要があります。特別ライセンスの有効期限はライセンスを取得してから3年間です。その3年間であればTCDのテーマを使って制作代行を行うことができます。特別ライセンスはテーマごとに契約が必要。TCDの一つのテーマでテーマ代とライセンス代を回収するだけの収入が見込めるのであれば使う価値はアリですね。
まとめ:有料WordPressテーマは大枠のデザインを確認しよう!
- テーマの大枠デザインは理想に近いものを選ぶ
- 利用規約を確認する
おすすめの有料WordPressテーマ6つ
価格 | 支払い方法 | 複数サイト使用 | 制作代行 | |
---|---|---|---|---|
WordPressテーマ「SWELL」 | ¥17,600 | 一度限り | 複数のサイトに使用可能 | サイト制作に使用可能(利用規約で規定された条件あり) |
isotype | 一度限り | 複数のサイトに使用可能 | サイト制作に使用可能(著作権表示の削除は不可) | |
Minimal WP | ¥11,000 | 一度限り | 複数のサイトに使用可能 | サイト制作に使用可能(ただしサイト所有者であるクライアントにテーマを購入してもらう必要がある) |
Lightning G3 Pro Pack | ¥9,900 | サブスク(自動更新はされない) | 複数のサイトに使用可能 | サイト制作に使用可能(ただしライセンスキーを他人に配布するような行為は禁止) |
Astra Pro | $59(サブスク) $299(買い切り) | どちらもあり | 複数のサイトに使用可能 | サイト制作に使用可能(ただしライセンスキーを他人に配布するような行為は禁止) |
TCD | ¥0~¥20,000ほど | 一度限り | 自己所有サイトであれば複数のサイトに使用可能 | 制作代行業務で使用する場合は特別ライセンスの取得必須。 特別ライセンス:¥30,000(税込) |
ちょっとお高いな〜と思っても、複数サイトに使用したり、そのテーマを使ってサイト制作のお仕事をすれば元が取れますよ◎ 気に入ったテーマがあればぜひ購入してみてくださいね!
有料テーマを使ってのサイト制作で一歩前進!
それではまた〜♩